グルーヴィ・ブラック・トレイン

本をたくさん読んだ。

 

ここ最近は何をするにしても、睡魔が付きまとい、1日中ぼんやりしていることが多い。身体の筋を1本抜かれたような感覚だ。

 

疲労からくる睡魔ではないので、この眠気の正体がイマイチ判らない。しかたないから仕事終わりに喫茶店へ行き、本を貪り読む。

 

本を読むと、活力がみなぎる。グルーヴが湧いてくる。活字を楽譜に見立て、俺は黒人さながらのビートを刻む。リズムにノッた俺は無敵だ。豆乳ラテを飲みながら、喫茶店でイキり倒す。だが、ほっこり系のファッションで身を包んだ女が隣に座り、ダウナーになる。そういえば最近、エアロビクスの動画を観ることにハマっている。グルーヴィなサウンドに乗せた単調なダンスは神々しいほどに芸術的だ。日本で流行った竹の子族などという集団発狂とは明らかに違い、知的で洗練されたムーブメントと言わざるを得ない。あのキレ味のよい"動"はラリパッパの竹の子族とは比べ物にならない。

 

話は逸れたが、エアロビクスのサウンドトラックを聴きながらこの文章を書いているので、グルーヴィなフリック入力が止められないのだ。

 

本と音楽はグルーヴ感に限る。グルーヴの効いた文章は書き手の精神を宿す。だから俺は黒人のような文章が好きだ。白人の文章はまどろっこしくてよくない。

 

ここまで書いて、俺は気づいてしまった。俺の人生に足りないのは圧倒的なグルーヴ感だ。以前の俺は、フォークソングを聴きながら出勤していた。そういうことなのだ。しみったれた人生にはフォークソングがよく似合う。だが、活力は湧いてこない。月曜日からはファンクを聴こう。黒人のソウルを宿して銀座線にライドオンしよう。しみったれた新橋の街をブラックビートで駆け抜けよう。

 


f:id:sholivia:20190201225349j:image

 

最近、読んだ本は以下になります。

・『ポポイ』倉橋由美子

・『虹のジプシー』式貴士

・『タイムスリップ・コンビナート』笙野頼子

・『笑い地獄』後藤明生

・『よいひかり』三角みづ紀

・『夜中に台所でぼくはきみに話しかけたかった』谷川俊太郎

・『瓶詰地獄』夢野久作

 

youtu.be