ベストオブ映画タイトル画面

日々、映画タイトル画面をアップローディングする作業に従事しているため、そろそろベスト映画タイトル画面を決定しなければいけないなという強迫観念にかられましては今回のブログを書く次第です。

 

映画タイトル画面というと、赤字ででかでかとそのタイトルを惜し気もなく披露している印象ですが、中にはアクロバットなタイトル画面も存在するわけで、今回は王道なものからアクロバットなものまで網羅した極個人的なランキングにしたいとおもいます。

 

10位 『暴力』
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シンプルなタイトルが魅力的ですね。監督は吉村公三郎。暴力といっても、ジャーナリスティックに一歩引いた視点から暴力を描いた映画です。淡々と悲劇を描く様に、少し残酷な感じがしてやりきれない気持ちにさせられます。

 

9位 『赫い髪の女』f:id:sholivia:20190409071815j:image

監督は神代辰巳。『どてらい女』をバックにタイトルが出るまでの一連の流れが神がかっています。映画史に残るオープニングだとおもいます。オシャレなタイトル画面ですね。


8位 『XX 美しき獣』

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ダサかっこいいタイトル画面。いかにも90年代Vシネって感じが最高です。監督は池田敏春。タイトルが出る際の効果音もバカバカしくて最高ですよ。本編も最高に面白いので一見の価値ありです。

 

7位 『日本沈没
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かっこいいですよね。こんなのが大スクリーンに映し出されたら興奮してしまいますよ。監督は森谷司郎。言わずと知れた名作ですね。丹波哲郎の一世一代の名演が見られます。

 

6位 『子連れ狼 子を貸し腕貸しつかまつる』
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アヴァンギャルド時代劇の傑作。タイトル画面もぶっ飛んでます。監督は三隅研次三隅研次の狂気性が開花したシリーズ物です。

 

5位 『夜の片鱗』
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桑野みゆきが夜の女を演じた中村登監督作品。ネオンに浮かぶ桑野みゆきに青字のタイトルがオシャレ。個人的に青字タイトルに弱いところがあります。

 

4位 『天使のはらわた 赤い教室』
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天使のはらわたシリーズから。監督は曽根中生。シンプルで良きタイトル画面です。


3位 『ある殺し屋の鍵』
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バックのおどろおどろしいデザインが魅力。ある殺し屋シリーズの二作目です。個人的に「Westrex」のロゴが入っているのもポイント高しです。

 

2位 『県警対組織暴力

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これはもう満場一致でカッコいいでしょう。なにもコメントはありません。深作欣二作品。

 

1位 『吸血鬼ゴケミドロ
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個人的にベストオブベストなタイトル画面。吸血鬼の「吸」の字が最高にクール。これ以上のタイトル画面にはまだお目にかかってませんが、色々深掘りして探していきたいです。

 

どうしても70年代の日本映画ばかりになってしまいましたが(その頃のタイトル画面がずば抜けてセンスが良いので)、海外作品なんかもご紹介できればとおもっています。

連作小説『狂い死のポルカ』②

 源三郎は江戸へ参りたいと思った。江戸には最先端のクラブがある。ゴリゴリのEDMで腰が砕けるほど踊り明かしたいという夢があった。そのためには、この現状をなんとかしなければなるまい。父上に頼んでみたところで徒労であろう。父上はクラシック信奉者でEDMなんか音楽であらぬ、世俗の発狂のようなものと評されているのだ。故にクラブに行きたいなぞもっての他。幽閉期間の延長に終わるだけであろう。交渉が駄目であるなら、強行突破しかない。しかし、山小屋には常に見張りがついている。それも屈強なお侍で、十歳の源三郎には敵うはずもない相手であった。しかし、源三郎には知恵がある。力で敵わないのなら頭脳戦である。
 源三郎は大きな音を立ててぶっ倒れた。そこへ見張りのお侍が慌てた様子でやってくる。名を弥助と申した。「ぼっちゃま!どうなされた!ご気分でも悪いんでありますか?」源三郎は苦しげな声で言う。「弥助や、余は疲れた。話相手になってくれぬか」「しかしお父上にぼっちゃまには構うなと言われておりまする」「頼む。後生じゃ」「し、しかし」「ほんの一寸でいいんじゃ。話相手がおらぬと気が狂うてしまう。何をするかわからんでね」その言葉に恐れをなした弥助は源三郎に従うことにした。いくら屈強なお侍とて、狂人には底知れぬ恐怖を感じていたのだ。
 「なあ、弥助」「は、はい、ぼっちゃま」「余と江戸へ参らぬか?」「え、なぜ拙者がぼっちゃまと江戸へ?」「江戸はいい感じのクラブがわんさかあるらしい。書物で読んだ」「しかし、拙者はクラブなぞ興味はござりません」「おなごも江戸へ集まるとも読んだなあ」「おなご?」弥助の目にキラリと光るものがあった。「ぼっちゃま、よしてくだせえ」「江戸のおなごはここらのおなごと比べ物にならぬ程の器量。三味線なぞグルーヴィに弾くと噂じゃ」弥助の額から一筋の汗が頬を伝って落ちた。「拙者は武士である身、おなごでうつつを抜かしてる暇などござりませぬ。今はぼっちゃまを監視するお役目。お父上に面目が立ちませぬ」源三郎は声をあげて笑った。「うぬはここで満足しているのか?ここには何がある?下らない武士道とて何の意味がある!武士の時代は終わったのじゃ。世を見てみい。おなごはクラブで狂い、異国の男に首ったけじゃ。あの黒船というものが日本へやってきてから、この国は変わったのじゃ。弥助!武士という意地を捨てい!」弥助は苦しげに顔を伏せた。しかし、これは弥助の演技であった。弥助の頭の中では煩悩が愉快に踊り狂っていた。「ぼ、ぼっちゃまあ」弥助は泣きそうな顔で言った。「これ以上はやめてくだせえ。拙者も武士である以前に、ひとりの男でござる」「だから武士を捨ていと申したのじゃ。男として生きてみる気はないのか?金はあるぞ。父上が余のために蓄えてきたというお受験費用が蔵の中に。それをうぬに拝借してきてもらいたいのじゃ。よいか?弥助や」「へ、へえ」
 弥助はとんでもない船に乗ってしまったと思った。江戸のおなごも見てみたい、とも思った。弥助は葛藤した。しかし、その葛藤はあくまでも弥助の自尊心を保つものでしかなかった。弥助の葛藤は次第に煩悩へと変わり、弥助の足はお受験費用が蓄えられているという蔵の方へと向かっていた。

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(③へ続く...)

『花桜折る中将』(堤中納言物語より)

 やけに月が明るいと思ったら、今日はスーパームーンだった。
 そら、目も覚めますわってことで、ちょっとぶらっと歩いたつもりだったけど、ずいぶん遠くまで来てしまった。女もそのままにしてきたし、後でどやされるぞこれは、と少しげんなりしたけれど、帰るのもめんどくさい。
 あたりはしんとしていた。スーパームーンが爛々と輝き、梢の花が咲き乱れている。その様が、さっきの女の家で見たやつよりもイカしていたので、思わず「そなたへと行きもやられず花桜にほふ木かげにたびだたれつつ」とポエった。
 ポエったあとで気が付いたのだが、この花には見覚えがあった。そういえば、むかし良い感じになった女がここに住んでいたっけ。ぼんやりとむかしを思い返していたら、壁が崩れたところから「ゲホッ、ゲホッ」と苦しそうな声が聞こえ、老人がにゅっと現れた。なんだこいつ、と思いながらもそこかしこと女の家を観察する。周囲は閑散としていて、覗き見をしていても咎める者は誰もいなかった。さっきの老人を呼び止めて、「なあ、ここに住んでた女いただろ?まだ元気してるかね?会いたいから言付けしてくれ」と言うと、老人は「そのねーちゃんならもうおらんでよ。たしか、なんとかってとこに引っ越した」と言う。なんてことだ。とうとう落ちぶれてしまったのかと、少し悲しい気持ちになっていると家の方から話す声が聞こえてきた。
 しめたとばかりに老人を追い払い、薄の陰から覗き見すると、「少納言の君さん、外はあかるいですよ。夜が明けたのかしら」と十二、三の童が出てきた。すごく可愛らしい童で、服装もオシャレだし、なんか子役っぽくて育ちが良い感じだ。そのまま観察していると、童はまるで一端の女のごとく扇で顔を隠し、「この美しい花と月を、好きな人に見せてあげたい」というので、おれは思わず「私ではいけませんか」と言いそうになった。あぶないと思って冷や汗をかいていると、奥の方からまた誰かの声が聞こえた。「季光はまだ起きてないの。あ、弁さんここにいたの」どうやら、これから物詣でに出かけるらしい。「わたしもいきたい!お留守番なんて詰まんない!近くまで一緒に行って、お参りしなければいいんでしょう?」童が駄々をこねるが、「なにバカなこと言ってんの」とたしなめられる。そんなやり取りを見ているうちに、身支度ができてきたのか、人が四、五人わらわらと出てきた。車に乗ろうと、縁側の階段を降りる風情も苦しそうな女が見えた。これが、この家の姫君なのか。なんとも気品のある女だ、と感心しているうちに夜も明け、眠くなってきたおれは家に帰った。
 昼過ぎに目が覚め、昨日の夜、置いてけぼりにした女に手紙を書いた。
 「昨日、おれが帰ったのはあんたの態度が、帰れと言わんばかりに不機嫌だったからだよ」
 女の返事はこうであった。
 「好きでもないわたしに手を出したあなたのこと、こんどはどこの女で心を乱しているのでしょう」
 なかなか粋な返事をしやがると、感心していたところ、「おい、昨晩はどこで遊んでいたんだよ」と源中将と兵衛の佐がおれの脇腹を小突いてきた。「ええ、ずっとここにいたよう」とおれはうそぶいてみせる。
 庭の木々に咲き乱れる桜が、はらはらと散っていく様を見て、源中将が突然、「あかで散る花見るをりはひたみちに」とポエった。そうすると佐が応戦して「我が身にかつはかはりにしがた」とポエった。なにをいうか、死んでしまっては花見もできんぞ、おれならこう詠む。「散る花ををしみとめても君なくは誰にか見せむ宿の桜を」と、おれは渾身のポエムを披露した。そんなふうに戯れながらも、おれは内心、今朝みた姫君の素性を突き止めたいと胸をときめかせていた。
 夕方になって、父君のところに挨拶へ行った。夕暮れの空が霞みわたり、花がセンチに散り乱れている黄昏の景色を、御簾を巻き上げて見てるおれの姿はなんともカッコいいらしい。琵琶をびんびん弾く様なんか、「絶世の美女をも凌駕する優雅さ」なんて評されるありさまだ。ナルシシスティックな夢想にうつつを抜かしていると、光季がふと、「こんなイケメンを女どもがほうって置くわけがねーや。そうそう、陽明門の当たりにグルーヴィに琵琶を鳴らす人がいますよ」と仲間内で言っているのをおれは耳にした。
 「どこのことだ?あの桜が多くあって、荒れ果てた家か?なんで知っているんだ」
 「いえ、一寸ね」
 「いや、おれも知ってるわ。詳しく話してくれ」
 光季はあの可愛らしい童と良い感じの仲になっていたらしい。おれは光季から姫君のことを詳しく聞いた。亡くなった源中納言の娘で、すごく美しいと評判の女らしい。しかし、女の叔父が取り計らって、帝に献上させようとしているという話を聞くやいなや、おれは「先に頂く。なんとかならないか」と光季に頼み込んだ。光季は困った様子で「そうしてあげたいが、どうしたものか」と立ち去っていった。
 おれからの頼みだから断れもせず、光季は例の家へと赴いた。そして可愛らしい童に事情を話すことにした。すると、最初は怪訝な表情を見せていた童だったが、若さからくる無防備が垣間見えて「よい機会があれば、お知らせします」と根負けしてしまった。
 そして機会がやってきた。光季が「今夜が都合いいらしいですぜ。ぐへへ」と言ってきたので、おれは嬉々として夜がふけてから早速参上することにした。
 光季の車で目立たないように家の側まで行った。童がこっそり家へあげてくれたので、おれは奥の部屋へ行き、ほの暗い灯りの中で眠っている小柄な女をひょいと抱き抱え、車に押し込んだ。やったぞ。ついに女が手に入った。そのまま車を急いで走らせると、さらわれた女はわけもわからず驚いていた。そしておれも驚いていた。
 じつは、今夜あたり用心が必要と聞いて女のおばあちゃんが奥の部屋で寝ていたのだ。もともと小柄で、一寸寒かったので服を被って寝ていたところをおれが姫君と勘違いして連れ去ってしまったらしい。
 おれの家について、車を寄せたとき、ふるえた声で「おやまあ、これはだれなの」とおばあちゃんは言ったのである。
 なんとも間抜けな話である。おばあちゃんはおばあちゃんで美しかったけれども。

連作小説『狂い死のポルカ』①

 東海林源三郎は狂っていた。故に刀を持たせて貰えなかった。源三郎の家は、代代続く名士の家系である。源三郎の祖父は先の関ヶ原合戦でその名を轟かせたが歴史には残らなかった東海林定吉だ。何故、定吉は歴史に名を残すことができなかったのか。それは定吉に極度の放蕩癖があったからである。豊臣秀吉も放蕩癖があったと語られているが、定吉の場合は秀吉を遥かに凌駕する放蕩ぶりであった。であるからに定吉を語る上ではその放蕩を語る他ならず、教科書には載せることができなかったのである。サド公爵だってそうでしょう。彼の文学は後世に残すべきであるが、教科書には載っていない。定吉の息子、東海林恒吉はそんな父に抗い、清廉潔白、質実剛健に育った。恒吉は父のように東海林家の名を汚すことを恐れ、息子が産まれた暁には、その息子に対し想像を絶するスパルタ教育を施した。そうして源三郎は狂ってしまったのである。
 源三郎は五歳にして既に狂人の片鱗を見せ始めていた。団子屋の娘、お絹を撲殺してしまったのである。この事件は恒吉によって闇に葬られたのだが、城下町には源三郎はキチガイであるという噂が絶えなかった。そして、その二年後の晩春に世に有名なある事件が起こった。俗に言う、犬喰い事件である。源三郎は極度の犬嫌いで、犬を見るたびに撲殺してしまう癖があったのだが、ある日、藤原頼昌の娘である紫音が散歩している犬が源三郎に噛みついた。激怒した源三郎は、その犬を撲殺し、撲殺だけでは飽きたらず、ついにはその犬を喰ってしまったのだった。犬の名前はもちまろと言った。美味しそうな名前である。その事件も、例によって恒吉が揉み消したのだが、今回ばかりは貴族絡みの事件であったので東海林家の名前に傷がついた。とうとう、激怒した恒吉は、源三郎を山小屋に隔離し、半ば強制的に幽閉してしまったのである。そして、この物語は幽閉されている山小屋から始まる。源三郎は十歳になっていた。
 源三郎はフリージャズを聴きながら思索に耽っていた。俺は果たして狂人であるのか。世間は俺を狂人というが、俺は団子屋の娘を殺し、貴族の犬を喰っただけである。世にはもっと凄まじいことをしている輩もいるというのに、ただそれだけで狂人のレッテルを貼るとは笑止の極み。源三郎はやれやれと煙管に火を付けた。このまま山小屋に籠っていてもすることがない。古文書の書物はほとんど読んだし、世界的な名著もKindleで全部読んだ。音楽もSpotifyである程度聴いてしまったので、フリージャズという糞みたいな音楽に落ち着いてしまった。ここへ籠っているのも限界がある。源三郎は外の世界を見てみたいと思った。書物にはない、生の世界に触れたい。そして、また犬を喰ってみたいとも。源三郎は行動することを決めた。人生はアクティブに限る。俺もクラブでトリップしてみたい。そうして、源三郎は山小屋を抜け出す計画を立てたのである。

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(②に続く...)

短篇『マゴット・ブレイン』

 くしゃみをしたら脳みそが少しでた。鼻から。ティッシュにこびりついた赤黒いどろどろしたそれは明らかに脳みそだった。おれはそれを鼻から吸い込み、ひとまず元通りにしたけれど、鼻から脳みそがでてきたという事象に戸惑いを隠せなかった。弱った。あんなどろどろの形状なら再び出てくるのも時間の問題だ。さっき出てきたのは全てではなかろう。一部にしても、全体の何割くらいの量がでてきたのか、凄く気になった。最終的には全ての脳みそが鼻からでてくるのか。そうなると、おれはどうなるのか。脳死ということばがあるけれど、そういうことなのか。だが、思考できてるということは、まだおれの脳みそは死んではいない。
 このような症状は前例があるのか。ググってみようかと思ったが、やめた。結果を知るのに恐怖を感じたからだ。もし、この事象が初期症状であれば万事良しであるのだが、これが末期であれば。考えるだけでもおぞましい。鼻から脳みそとか末期としか考えようがない。どうしてこうなった?
 先刻から鼻がじゅるじゅる言ってどうしようもない。また脳みそがでてくるのか。今度のは量が多そうだ。死ぬには若すぎる。医者にかかったら治るだろうか。しかし、死の宣告が待ち受けてそうで怖い。ああ怖い。怖い。なにもかも怖い。おれはただくしゃみをしただけなのに。
 へくしっ。
 しまった、やってしまった。おれの両手にはさっきの倍ほどの脳みそが付着していた。赤黒く、ぬめぬめしたそれはイカの塩辛を想像させて腹が鳴った。続けざまにもう一発くしゃみが出た。今度はピンポン玉くらいの塊がずるりと出てきて、これはもう取り返しのつかないところまできたなと悟った。両手に盛られた脳みそをよく見ると、なにかがうねうねと動いていた。これはと思い、うねうねと動く物体をつまんでみると蛆であった。蛆なんて実際に見たことはなかったが、これは蛆以外のなにものでもなかった。蛆は一匹だけではなかった。脳みその塊を裏返してみると、大量の蛆が蠢いていた。おれは卒倒しそうになった。おれの脳みそには蛆がわいていたのだ。出来の良い脳みそだとは思ってはいなかったが、まさか蛆がわいていたとは。
 おれはあることに気づいた。脳みそがピンポン玉と少し出てしまった今、おれの思考はすこしばかりプリミティブになっているようなのだ。おれは持っていたペンを握りしめ、思い切り左手の甲へ、突き刺した。しかし、痛みは感じない。なんだかそわそわしてきた。歌いたいような、そんな気分。おおブレネリ。あなたのお家はどこ?そうよ母さんも長いのよ。つって。あは。へぐしゅっ。やべえ。また出た。今度はけっこう出たなあ。なんてぼんやり考えていると、あれ、なに考えてたっけなーなんて。すこしばかり腹が減ったような。あ、そうだ夕飯はハンバーグだ。かーちゃん、めしー。私のお家はスイスランドよ。やーほー。ほーてらんらんらん。ほーてらんらんらん。
 おれのあたまはばかになった。くしゃみもとまらなくなったし。もうだめだ。おなかへった。のうみそがでる。ぶりぶりぶりぶり。でるでる。あ、うんこだった。うんこもらした。ぶりぶり。おれはないていた。おれのなみだはのうみそのうじにおちる。うじはうねうねとうごめいて、おれののうみそをくいちらかしていた。

さいとう・たかを(2)『スパイキラー』

さいとう・たかを『スパイキラー』(朝日ソノラマ)

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さいとう・たかを名画座シリーズの第3弾である今作は、表題作の『スパイキラー』、『狂人の巣』、『冷凍戦士』『ショックマン』、『ノンストップ』の五本が収録されています。

  • スパイキラー

秘密の多い兄を追跡したらスパイだったよって話。

  • 狂人の巣

これ凄く良かった。母のふるさとにいったら狂人と勘違いされて監禁される話。

  • 冷凍戦士

大日本帝国負の遺産である冷凍ゴリラが目覚める話。

  • ショックマン

山岡が宇宙人になる話。山岡ー!

  • ノンストップ

カーチェイス物かと思いきや、勘違い巻き込まれ型のお話でした。

 

さすがにさいとう・たかを。どれもレベルが高く、面白かった。しかも話もバラエティーに富んでおり、器用な作家であることを伺わせてて憎いなって感じでした。

サンコミからでてるさいとう・たかを作品はコンプしなきゃな。

最近聴いてる音楽の話

今回は、最近よく聴いている音楽の話をします。ジャンル問わず雑多な感じで紹介していきます。

 

  • Hum! - maco marets

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最近は、もっぱらこれをヘビロテしてます。浮遊感あふれるトラックがGOOD!チルアウトって言葉はダサいので使いたくはないですが、これはチルい。休日の午後にまったりしながら聴きたいですね。

 

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鎮座Dopenessがノリノリなのがいいですね。PVも遊び心があって良い。

 

  • Freeway - んoon

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これは土曜の朝に聴くのにぴったりですね。透き通る声にジャジーサウンドがマッチしてます。

 

  • ろくでなし - 古井戸

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一時期、狂ったようにフォークを聴きまくっていたのですが、久しぶりに染みるような曲を聴いてしまいました。

 

  • Nanidato - Angel's Touch

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ここでVaporware。Vaporwareは沼なので、有名どころのNanidatoで留めてるんですが、癖になりそうです。

 

  • Yum Yum(Gimme Some) - Fatback Band

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ファンクオブファンク。ぶりぶり感も満載でノレます。

 

やっぱり、グルーヴ感のあるものが好きみたいですね。

他にもJJJとか60年代サイケロックなんかを聴いてます。あ、裸のラリーズなんかも好きです。あとポップグループとかも。

いよいよ何のブログかわからないくらいに、雑多なジャンルを扱っていますが、「日乗」ってことで勘弁してください。